「モネの池」撮影ガイド 〜印象派絵画のような美しい池
モネの池は岐阜県関市板取の根道神社近くにある小さな池です。高賀山の伏流水を利用して灌漑用に作られました。
名もなき池と呼ばれていましたが有名になってからは通称モネの池と呼ばれるようになりました。
モネの睡蓮の絵を想わせるような印象的な写真が撮れることから近年多くの人が訪れるようになりました。
モネの池のある根道神社は岐阜市内から約35km北に位置します。
岐阜方面から向かう場合は国道256号を板取川に沿って北上します。
国道418号の交点からは18km、道の駅「ラステンほらど」からは11kmの距離になります。
右手に高賀渓谷への美しい支流が見えたらあと2.3kmです。
板取の集落に入るとすぐ左手に第一駐車場があります。
モネの池に最も近い無料の駐車場で約35台駐車可能です。
案内標識も設置されています。
すぐ北には水洗トイレもあります。またこのトイレには7台分の駐車場があります。
モネの池へは駐車場から道路を渡ってまっすぐ歩きます。
右手に見える鳥居の近くにあります。なおこの道は身障者以外は車両進入を控えてください。
すぐ二股になりますので右に進みます。
正面の鳥居のすぐ右がモネの池です。神社の駐車場は身障者専用となっています。
駐車場からは徒歩で約2分の距離となります。
モネの池全景です。南北に細長い小さな池です。橋の周辺から水が湧いています。
したがって池の中央付近は植物が少なく石英質の白い砂が綺麗です。
流れの無い池の両端は植物が多く自生しています。鯉も飼育されています。
池の中央部を橋に向かって東向きに撮影しました。
午前中の早い時間は陽が差さず背景が杉林なので水面の反射を抑える事が出来ます。
逆に橋から西に向かって撮ると空が映り反射がきつくなります。
睡蓮に関しては4月中旬から11月中旬まで新葉と紅葉葉が混在します。
注意事項として大雨の後は2日間ぐらい水が白濁してしまいます。
本巣の彼岸花に合わせたため中途半端な時期の撮影となりましたがお奨めの時期は睡蓮の花がピークとなる6月中旬から7月中旬とモミジの映り込みが綺麗な11月中旬から12月初旬でしょう。
なおこの池の睡蓮の花は湧水の影響で11時頃から開花し夕方にしぼみます。
補足事項として第一駐車場に停めれなかった場合は約250m南に第二駐車場があります。
隣接する第三駐車場と合わせると50台以上駐車可能です。
また北に450m行くと約20台分の駐車場もあります。